東京ゲームマーケット2021秋まで3か月を切りました。
今週の大阪は曇り空の日が多かったので意外と涼しかったので雨を除けば過ごしやすかったです。みなさんはどうだったでしょうか?
さて、今回はゲームデザインについての話をしようと思います。
少し前の話にはなりますが、今回出店予定の作品をボードゲームクリエイターである津村修二さんにテストプレイしていただける機会がありました。
彼は「Amen」、「福岡市大すごろく」、「さくらの大冒険」などで有名な方です。
ページの最後に彼のホームページのリンクを貼っておきます。
そんな彼に、指摘を受けたことを1つ挙げたいと思います。
今回のゲームは、数を表すカードを使用するので、役割が同じならなるべく見慣れたものがいいと思いました。そこで、最初にデザインしていたものは●を使用してサイコロの目のようにしていました。
●の配置は見慣れたサイコロの配置ではなく、オリジナルのものにしていました。
理由は3つありました。
1つ目は●にすると数として見えにくくなるので、どの年齢層にも通用すると思いました。
2つ目は今回のゲームには●がそこかしこに散りばめてあるので、デザインを合わせたいと思ったからです。
そして最後3つ目の理由はサイコロと同じにするとオリジナリティが薄くなり面白くないと思ったからです。
これについて、津村修二さんからは●がほかのところにもあるため見づらい。
サイコロのように見えるのに、配置がサイコロじゃないのは、普段サイコロの目に慣れている人からすると違和感でしかないとのご指摘を頂きました。
そこで初めて、たしかに丸が多すぎて数の把握が難しくなっていることに気が付きました。
そこで思い切って、数字を使用することにしました。
実際に見比べてみると一目瞭然で、数字が入っているほうが見やすいということがわかりました。
これにより、ゲームもスムーズに進められるようになったと思います。
今回のことで、デザインは他人がどう感じるかがとても重要なんだと改めて実感することができました。
最後に津村修二さんのホームページのリンクを貼って今回の活動報告を終わりにしたいと思います。
気になる方はホームページをご覧になってください。