ゲームマーケット後のひととき:BESUC制作の裏側

今更ですが、皆さん、ゲームマーケットお疲れ様でした!
ゲムマ後は色々とバタバタしておりましたが、ようやく落ち着いてきたところです。

そして、材料も届きましたので、早速ご注文いただいていた「BESUC」の製作を進めています。

現在の工程では、材料の表面を300~400番台の研ぎヤスリで研磨し、面取りを行っています。
研磨が終わり、粉をブラッシングした状態がこちらです。

これだけでも、オイルを塗るだけでかなりいい感じに仕上がりそうですよね!

届いた材料
研磨、面取り後
ブラッシング後

ここから、合成漆用の下塗り材を塗っていきます。
「BESUC」においては、この下塗り材を塗る工程が最も大事ではないかと、最近特に感じるようになりました。
なぜなら、この工程で駒の表面がどれだけフラットになるかが決まるからです。最低でも3回は塗り重ねたいところですね。

塗り後乾燥中

また、この数年は駒が小さくなる傾向がありましたが、「BESUC」のような大きな駒のゲームをデザインするのも、次回作を考える上で一つの方向性かもしれないと、刷毛を動かしながら思案しています。

さて、少し話は変わりますが、「BESUC」製作時に使用していたワシンさんの合成漆が、どうやらもう生産されていないそうです。
長年愛用していただけに、このニュースには少なからずショックを受けました。
おそらく今回の生産と、あと2~3セット分が製作できたら、別の塗料に切り替える必要がありそうです。

今回の活動報告はこのあたりで締めたいと思います。

今後もなにか進展があったらお伝えするので、これからもよろしくお願いします。

それではまた次回!!

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