ボードゲームっていつからあるの?

はじめに

東京ゲームマーケット2021秋が無事に終わったので今まで更新していなかったブログページの更新をしていこうと思います。

東京ゲームマーケットに参加し、他の出店者の方々のゲームを拝見しました。

そこには多種多様なゲームがあってとてもワクワクししました。

そして、ボードゲームっていつからあるのかなと気になったので調べてみました。

参考にさせて頂いた資料は最後にまとめて紹介させていただきます。

ボードゲームとは

ゲームの例としてdraughts、Backgammonなどの特別ルールによってプレイされる各ゲームのことを『Board -game』と言います。

またドイツでは『Brettspiele』と言うそうです。

draughts
Backgammon

ボードゲームというのは基本的に、ボードを使い遊ぶことが一般的に知られていますが、必ずしもボードは木やその他の材料でできているとは限らず、世界の多くの地域では地面にマークなどを書いてプレイされているゲームなどもあります。

ボードゲームには何パターンかあります。

  • プレイが始まる前にコマを配置し、固定された場所から動かしていく
  • プレイヤーは交互、もしくは同時に自由に自分のアレンジしたコマの配置をしていく
  • 前半は、固定した位置にコマを配置し、プレイ後半に順番に配置していく

などがあげられます。

ほとんどのゲームは、準備が完了し、交互にプレイしながら進行し、ゲームの目的を最初に達成したプレイヤーが勝者となります。

ボードゲームのむかし

駒は、4000年以上ボードゲームでプレイされてきました。

この期間の前半のゲームは古代エジプトの寺院や、墓室の壁に見られる図画に依存して復元されています。

しかし、少数の文献や言及、古い学術資料などの、現代まで生き残っている資料のほとんどが、古代ボードゲームの性質や遊び方に光を当てていません。

このような、古代ボードゲームの図画は、その絵のゲームについて知っている人々によって描かれており、ルールの記録するためというより、遊んでいる景色などの記録として描かれているため、それ以上の情報がないそうです。

文献が数多く残っている中世や、現代のゲームにおいてもそれらの写真だけではどんなゲームなのか詳細に知ることはできないと思います。

図画も、その時代の美術的発展による制限を受けています。

そのため、どんなゲームをプレイしていたかは推測の域を出ていないそうです。

古代エジプト人の図画は、大雑把な印象のみを描き、ボードの幅や、コマの横向きの配列についてはわかりません。

図1

その時代のゲームへの言及についても、その時代の人々に対して発せられたものであり、言及されたゲームについての知識を持っていることが前提とされています。

知識がなければ、そのゲームを知らない読者にはほとんど認知されません。

発見された古代のボードゲームの素材は主に、ボード、駒、サイコロ、その他、偶然に生まれた道具【亀の甲羅や骨など?】によって構成されています。

見つかった素材は、いずれもそれ自体がゲームに使用されたかはわかりませんが、それらの道具が一緒に見つかった場合は、それがボードゲームである可能性が高くなります。

ボードは、我々が知っているゲームボードと同じ線、同じセル(マス)のパターンを示している場合でも、ゲーム以外の目的を果たしていた可能性があります。

これは、駒についても同じことが言えます。

偶然に生まれた道具は、占いや単純なギャンブルのために初期から使用されていたもので、それ自体では何も確立しません。

さらに、残存する資料も少なく、年代を特定することが難しいです。

人々が、地面にボードを描き、そのあたりにある素材をゲームに使用する限り、そのボードゲームが生き残る可能性はほとんどありません。

特別なボードを使用されている土地でさえ、400年以上生き残る完全なボードゲームセットはほぼありません。

初期のボードゲームの存在について、満足のいく年代測定ができる証拠があるのは、死後の人生で亡くなった人が使用するために、その人の所有物を彼と一緒に埋めることが通例であった地域のみです。

最後に

参考にした文献が日本語ではないので所々訳がおかしいところがあるかもしれません。

今回調べてみたところ、ボードゲームがピラミッドの壁画にも描かれていることがわかりました。

ボードゲームはとても歴史の長いゲームだということだけはわかっていただけたかと思います。

時代の流れの中で埋もれてしまったゲームがあると思うと残念です。

今はネットやSNSで情報を簡単に共有できる時代なのでどんどん面白いゲームを発掘してみなさんと共有していきたいと思います。

そしてボードゲームをみんなで盛り上げていきましょう。

最後に参考文献をまとめて紹介させていただきます。

ありがとうございました。

参考文献

  • A History of Board Games other than Chess (1952) 
  • 日本チェッカー・ドラフツ協会(JCDA)
  • 日本バックギャモン協会(JBS)

コメント

タイトルとURLをコピーしました